相続した不動産をどうして良いの分からない…このようなお客様にお会いして来ました。

query_builder 2026/01/26
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先日、甲府市内で相続登記中のご親族の方のもとへ、売却のご相談に伺いました。ご相談いただいた物件は築後30年を超えていましたが、水回りの交換や床の張替えなど、これまでにしっかりとリフォームが施されており、現地を拝見した第一印象は「すぐにでも住める状態」でした。長年大切に使われてきたことが、建物全体から伝わってくる住まいです。一方で、ご相談者様は「築年数が古いので、建物を解体して土地として売った方がいいのか」「それとも、このままの状態で売れるのか」「売却を考え始めたものの、何から手をつけていいのかわからない」と不安を抱えている様子でした。


相続が絡む不動産の売却では、このようなお悩みを持たれる方は非常に多くいます。私は、事前に周辺エリアの成約事例や現在の市場動向を調査した上でお話をさせていただき、甲府市内では、築年数が経過していても、状態の良い戸建てやリフォーム済み住宅は「現状のまま」で売却されている事例も少なくありません。


その点を踏まえ、この物件については「まずは解体せず、現状のまま売却を検討する」という選択肢をご提案しました。解体してしまうと費用がかかるだけでなく、「建物を使いたい」という買主様の可能性を最初から狭めてしまうこともあります。
特に、すぐに住める状態の建物であれば、それ自体が大きな魅力になります。
また、売却に向けた具体的な準備として、、壇や神棚はどのように撤去・供養するのがよいか、大きな家具やや不要品の片付けは専門業者に依頼できること、築確認書類や間取り図が手元にあるかどうか、リフォーム履歴が分かる資料があれば評価につながることなど、売却前にやっておくと良いことを一つひとつ整理してお伝えしたら少し安心された様子でした。


「何から始めたらいいかわからない」という状態でも、順番を整理して差し上げることで売主様の不安は大きく軽減されます。


相続不動産の売却では、価格の話だけでなく、こうした事前準備や心の整理をサポートすることも不動産業の大切な役割だと私は考えています。今回のご相談を通じて、改めて感じたのは、不動産は“モノ”ではなく、これまでの暮らしや想いが詰まった資産であるということ。


これからも、相続や空き家でお悩みの方に寄り添いながら、「今の状況にとって一番負担の少ない選択肢」を一緒に考えていける不動産業者であり続けたいと思います。


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